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ヒット商品をつくるために越えなければいけない7つの壁とは?

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これはうまくいくぞ!と思った企画だったのに、いざ商品にしてみるとなぜか売れない。「どうしてあんなにいい企画だったのに結果がついてこないんだ!」と思ったことがある人は多いのではないでしょうか。10年以上江崎グリコで「ポッキー」のブランドマネージャーを担当し、その後10年コンサルタントとしてさまざまな業種の中小企業の商品企画を支援している大田昌宏さんに、どうすればいいアイデアをいい商品・サービスとして形にしてヒットを生み出すことができるようになるのか聞いてみました。

お客さんを満足させ、ヒットにつながるような面白い企画、優れたアイデアは、商品・サービス化する過程で7つの壁を乗り越えることで優れた商品やサービスとなるそうです。今回は7つ壁の中から「アイデアを出す壁」「上司を説得する壁」の破り方を少しご紹介します。


◆人間を見ることを習慣にする

人間は興味のあるものについては、自然と情報が入ってくるものですが、関心のないものについては、頻繁に情報が発信されようが気づきません。商品を購入していただくのは「人」ですし、トレンドを作り出すのも「人」です。「人」に喜んでもらう商品・サービスのアイデアを出すためにはまず「人」に興味を持つことが重要です。

もし、仕事が早く終わればそのまま直帰するのではなく、気になるトレンドスポットに行って「人」を見てみてください。アイデアは「人」の様々な営みに潜んでいます。

◆端的説明で上司に聞く耳をもたせる

企画担当者は自分の企画だけを考えていればいいですが、上司は他の担当者も統括しなければいけません。一人の部下に関わる時間が短い上司に、自分の企画を認めてもらうためにはできるだけ端的に説明する癖をつけた方がいいです。

いろいろと説明したいのは山々ですが、長々とした話は人をいらつかせてしまうこともあります。忙しい上司に企画を受け入れてもらうためには聞かれている内容に端的に答えましょう。

◆誰よりも多い情報量を持つ

自分の担当している企画についての生の情報は自分が誰よりも多く知っているはずです。会議に追われて生の情報が不足している管理職は意外にも多いのです。そこに危機感をもつ上司に対して、市場に最も近い担当者の利点を最大限に活かすのです。

上司は、意図的にさまざまな角度から質問することにより、担当者の企画内容についてどれだけ掘り下げているか、その深さを計っています。「ああ言われれば、こう返す」「この質問がきたら、こう返す」。その準備をしておくことで上司からの信用が勝ち取れます。

面白い企画を思いついたのにうまくいかないと思った人は一度考えてみてはいかがでしょうか。『面白い企画がなぜ、残念な商品・サービスに変わってしまうのか?』では、7つの壁を乗り越える方法がたくさん紹介されています。あなたの思いついた企画をすばらしい商品にしましょう。

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